これも低い順に

空気中の湿気に反応する          1液反応硬化形塗料

硬化剤を混入し化学反応にて硬化する    2液硬化形塗料

一般的な                    1液自然乾燥硬化塗料

外壁

溶剤塗膜イメージ

外壁

水性塗膜イメージ

まったく意味の無い塗装工事と言えるでしょう
塗装後すぐヒビワレが出来ても 仕方ありません
でも ヒビワレに追随する性能がない分けですから
たとえ 2液硬化強溶剤フッ素樹脂塗料(耐久年数20年)
モルタルに 弾性機能が無い塗料を施工しますと
樹脂 硬化方法 溶剤も様々です
弾力には 微弾性 高弾性など弾力に違いがあり
塗料に弾性機能を付加している塗料が最適です
素地がモルタルの場合ではヒビワレが最も気になる所です
素地について

素地の性質  素地の下地処理  塗膜の性質

各塗料の性能を最大限に引き出すために

塗料による耐久性の違いは理解出来たと思いますが

さらに追求してみましょう
これらを理解して 正しい塗料の選択と 施工をする事が大切です
同じ予算とした場合 通常 素地に ヒビワレの出ないサイディングには
弾力より 耐久性を重視します
微弾性塗料が最適です
目地コーキングの 伸びに 追随する程度の弾力がある
素地が 窯業系サイディングの場合では
微弾性でなくても 水性艶有りなら塗膜に伸びが有る(弾性では有りません)
ので 予算によって選択してください
あまり知られては、いませんが 塗装店は、塗装対象物に
よって専門が有ります 
大型建築物専門の築屋(主に内装)
橋梁 鉄塔 鉄骨 専門の骨屋
吹き付け専門の吹屋
店舗 家具専門の 工芸塗装 等に分類されます
塗装工は、各専門店を 渡り歩き 技能と知識を 習得しながら
塗装業界に 顔を広めて 行くものです
材料が 同じなら 誰が塗装しても 同じ品質では有りません
見た目 同じ仕上がりでも 中身は全然違います
各専門塗装店で 経験を積んだ 塗装工なら 例えば
痛みの早い 外部木部が 最安塗料で 8年以上もつ 塗装方法
モルタルに ヒビがほとんど出ない 下地処理方法
サイディング目地が 10年以上割れない コーキング方法
コロニアル瓦を ローラーで 塗る前に ちょっと ひと手間
熱膨張率の激しく剥がれやすい瓦棒(金属屋根)の塗装方法
等色々 あげれば きりがないのですが 技が有るのです
(詳しい事は企業秘密)

塗装工に限らず 職人と言えど ピンキリです。

塗料の性能を最大限に引き出すのは 職人の技と知識です
施工技術について
塗料には 相性が有ります 例えば 静電塗装の瓦に 水性シーラーは 密着が弱いとか
水性塗料で瓦屋根を塗装すると次回の塗替えは、塗膜の伸びがケレンを困難にするとか 
アクリルのチョーキングは浸透性シーラーで活膜に戻そうとか 
挙げればきりが無いのですが
最近の塗料は広く何にでも施工出来ますが 最も適している塗料を
(樹脂 溶剤 硬化方法)選択することが 大切なのです
塗料の性質について
まず高圧洗浄をします、苔やスラグ、チョーキング等
汚れを洗う作業です 大体 屋根で半日 壁は2時間位の
作業時間です、多少時間が余ってもその日は濡れて いるので
通常 は、作業終了します
翌日に ヒビワレ補修になります サイディングの目地は 撤去後
打ち代えします 補修材や 方法は ヒビワレの種類によって使い分けます
補修跡が分からないように 模様の修復をし
素地に適した シーラーを塗装します。
塗装を長持ちさせるためには 確実な下地処理が必要です

さて 本題に戻ります

素地を 塗装可能な 状態にする事を 下地処理と言います
高圧洗浄やケレン ヒビワレ補修等が挙げられますが
この写真を見て下さい 浮いたモルタルの撤去後です

下地処理について

樹脂 溶剤 硬化方法 のまとめ

ウレタン樹脂塗料でも2液硬化形強溶剤タイプなら
水性シリコン樹脂より強く

溶剤別で 一番 耐久性の低い水性塗料でも
シリコン樹脂反応硬化形ですと
12年から15年の耐久性が有りますので 
2液強溶剤形ウレタン樹脂より強いのです

さらに 化方法による耐久性の違いが有ります

溶剤塗料ではひとつの一体した塗膜になります
そのため 強固で 緻密な塗膜になります
水性塗料では 水の蒸発後 成分の粒のひとつ ひとつが並んだ
粒子が塗膜になるのに対して
可塑剤の力を借りて分離を防止して 水に浮遊 拡散させている 混合物です
水性塗料本来 混ざり合わない 数種の成分(樹脂等)を 小さく細粒化し

溶解力が強く 蒸発の早い   強溶剤形 塗料

溶解力の弱い           弱溶剤形 塗料

水でうすめる           水性塗料

耐久性を溶剤別に比べますと低い順から

乾燥後 蒸発して 塗膜に 残らない溶剤が なぜ耐久性に影響があるのか
それは塗膜の形成方法に違いが有るからです

溶剤について説明します

しかし 樹脂だけで 耐久性が 決まる分けでは ありません

塗膜の主要素 樹脂は塗料の耐久性を決める重要な成分です

上記が塗料の成分です

塗膜を形成する   樹脂

流動性を持たせる  溶剤(うすめ液)

塗膜形成を助ける  可塑剤

機能を持たせる   体質顔料

色を着色する     顔 料

塗料の構成は

アクリル ウレタン シリコン フッ素になりますが

塗料の耐久性を樹脂別で比べますと、低い順から

塗料の耐久性について


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モルタルの爆裂が 沢山有りますが そんな事より 問題なのは
この物件の 見積り業者 4件の内 爆裂のハツリ 修繕を
必要としたのが 弊社だけ だったそうです
テストハンマー等 使わなくても 目視で 爆裂が 確認出来る様な状態
にも 関わらず 表面の割れを コーキングで隠し 塗装するのでしょうか、、、、
どんな塗料でも モルタルの落下には 耐えられないのは 当たり前
もしモルタルが人の上に落ちてきたら大変です
中には 10年保証する所も有ったそうです
当然 価格は 弊社が一番高かったそうですが このオーナーは
現役時代 長く建築業に 携わっていたそうで
迷う事無く 弊社を採用したと 言って頂きました
下塗りに 大切なのは 素地に浸透し 素地そのものを固める事で
上塗りの 密着を強化する事です   高価な上塗りも はがれたら
全く無意味という事です
新設のモルタルや 旧塗膜の劣化が激しい場合 吸い込みの激しい素地には
フィーラーは 密着しません フィーラーは便利な下塗り材ですが
使用出来る素地に 制限があります
フィーラーを使うには 旧塗膜が良好で チョーキングも水洗いで完全に除去
出来る事が 条件になります  (全く逆に理解している業者も多いです)
通常どちらか1つ選択しますが 素地が脆弱な場合
シーラー フィーラー両方 塗装します
フィーラーには 小さなヒビ 傷を埋める機能と シーラーの密着強化機能
を 併用している材料です

下塗りの重要性

シーラーの役目は 素地の吸い込みを止めて 素地と上塗り塗料を密着
させる事に有ります

ここまでは 上塗り塗料の 説明でしたが 塗装工事にはむしろ
下塗りの材料が 重要なのです
下塗りには シーラーと フィーラーの2種類が 有りますが
上塗りの説明と同様に 樹脂 溶剤 硬化方法によって性能が変わります
(下塗りの樹脂は エポキシが最良です)

現在一番人気のあるシリコン樹脂塗料でも
水性・弱溶剤・強溶剤・自然乾燥・反応硬化乾燥・2液硬化・など
沢山のタイプが有り 耐久性や価格も違うのです

シリコンでも ウレタンより 劣る場合も 又その逆も 有るのです

色々な要因によって耐久性が決まります

溶解力の強いほど耐久性が有ります